積読を崩すために、黄金を抱いて跳べ読んでた
積読が溜まっていて危機を覚えたので、『黄金を抱いて跳べ』を読んでました。金庫破りをして、金塊を盗み出す男たちのお話。
一時期、これにすごくはまっている友達がいて、影響されて読んでみました。その子は犯罪小説とか好きだったからなあ。
犯罪小説って、もちろんやっちゃだめなんですけど、やっちゃだめだからこその魅力がありますよね。危うい美しさを感じます。もちろんフィクションだからこそいいものではあるんですけど。たまに読むとこういうのも面白いです。いつもはこういう話を読みませんからね。
ダークすぎて子供には読ませられない内容でしたが、逆にそこがスリリングで面白かったです。やっぱりたまにはこういうわくわくするのもいいですよね。最近おとなしい本を読むことが多かったので。
でもあんまり読むと心臓に悪いから、こういうのはたまにでいいかもしれないです。
犯罪小説というと『紙の月』も好きでしたね。あれもなかなかスリリングで恐ろしかったです。これも銀行の話だなあ。横領した女性が主人公の話です。
ほんと、やっちゃだめだからこそ、物語の中で見るのが楽しいんですよね。矛盾した感情だとは思うんですが、不思議ですね。
そんな感じで積読が一冊減ったのですが、いつの間にかまた増えていることに気づきました。積んでる間に絶版になった本があるしまつです。一冊読んだら二冊増やしたくなるので、どうにも増える一方ですね……。まあそんな感じでも読書は楽しいです。